鈴木達央 Tatsuhisa Suzuki Official Website

DIARY

ぼくらの7日間戦争

2019年12月16日

緒形壮馬 役として、フィルムに参加させていただいてます。
とにかく澄んだ世界観、真っ直ぐな登場人物たち、そして亜細亜堂の作る目も眩むような素敵な世界。本当の意味で全年齢対象な映画だなと個人的に思っています。
できたら、ふとした時に観に来て欲しい一作です。
ちなみに亜細亜堂との思い出は「かいけつゾロリ」シリーズから始まっていたりします。
あの時は30分のシリーズの中で作品を支える様々なキャラを一本の中で六役、七役とやっていた時期でした。なぞのお宝だいさくせんで役をいただけた時は嬉しくて一人で泣いたなぁ。ニャンガという役でした。

閑話休題。

さて、アフレコは子供組と大人組とで分かれて収録していました。僕ら子供組は北村くんと芳根さんと潘めぐ、俺、小市くん、道井くん、そしてウチの後輩の大塚の7人で収録。
北村くんや芳根さんがみんなで一緒にアフレコするのが初めてらしく、お二人ともとても緊張されていた様子を今でもよく覚えています。(ゲスト声優の場合は、誰とも一緒に録らず一人で録る事が昨今の風潮。海外のアフレコと同じ形です。)
ただ、ディレクションを待っている時間やお昼ごはんの時間を使って彼らと話す度に、どんどんと役としても人としても距離が近くなり、フィルムの中と同じように徐々に心の距離が近くなっていくのを感じていましたね。
それと同時に、ディレクションの際に音響の菊田さんや監督の村野さんが我々と同じ目線に立っていただき、一緒にフィルムの世界を共有していただけたので、それも自分たちの輪が強くなった一因だと思っています。

そして、芝居の中身に関してなのですが、これが本当に面白い。
我々もフィルムの中の世界というものはしっかりと想像しながら演技に向かっていくのですが、俳優の方々は普段から様々な作品で、大自然や広い世界、大きなセットなどを経験しているので、状況を想像して、それらを理解した瞬間の演技は目を見張るものがありました。リアルで色々経験があるって、やはり素敵な財産であるということを強く感じた瞬間でした。

そんな中、我々も負けてません。
培った技や想像力や芝居力を駆使し、彼らと共に声の中に自分たちの青春をぶつけさせていただきました。

煌びやかな青春の一ページに隠された、彼らの小さな悩みや現代の問題などを織り交ぜた、素敵なフィルムとなっております。
是非、劇場にてご覧いただけたらと思います。
うっかり泣けること、間違いなし。

Sanoさんの歌がまた染みるんだよ。

ちなみに、今度みんなで時間合わせて子供組でご飯会しようって画策してます。
一本のフィルムが繋いでくれる「絆」って、どんなフィルムでもあるものなんですよね。