鈴木達央 Tatsuhisa Suzuki Official Website

DIARY

無限の住人

2019年11月14日

凶 戴斗 役として参加しております。
この無限の住人という作品、とにかくスタッフ全員のこだわりが凄い作品でして、アフレコ一つ、一回を切り取っても濃密な時間を過ごしておりました。
ちなみに一回にかかるアフレコの時間は自身のキャリアの中でも三十分アニメシリーズの中では最長。アフレコのスタジオの中で、既に無限の住人状態です。
ただ、そこに無駄な時間は一つもありません。誤解なく書くと、しっかり丁寧に何一つ諦める事なくアフレコを進める結果、時間がただとても沢山かかっている。というだけの話です。
音響打ち上げで監督の浜崎さんや音響監督の清水さんが言われてたんですが、文字通り「針穴に糸を通す」ようなアフレコでした。
良い芝居が出るまで、繰り返しアフレコは行われます。10回でも100回でも。あのアフレコに「諦める」とか「妥協」っていう文字は無かったですね。ホント、無かった。
これが、無茶苦茶楽しい。様々な発見もありますし、自己と役の向き合い方にも影響しますし、芝居とはなんぞや、己が個性とは、生きるとは、死ぬとは、といった問題を真正面から捉えられる時間でした。
恋 役の白石涼子氏とは今回は恋人役です。とても意味のある、濃密な男女の絡みができたと思うので是非見てほしいところ。中の人同士の写真は彼女のTwitterでご覧ください。
万次 役の津田さんとは「トクナナ」「アフリカのサラリーマン」そしてこの「無限の住人」で、今季は多く共演させていただきました。
どの作品でも、毛色の違う関係性の中、演じておりますので、そちらも是非堪能していただけたら幸いです。声優の面白さを実感出来ると思いますよ。

ちなみに、個人的になんですが、声優になる前から無限の住人は読んでいて、実は凶が一番好きな剣士でした。思い入れは十二分にあります。
そして、前回のアニメの際は中井和哉さんが演じられております。中井さんには、引き継がせていただく旨を個人的にお伝えさせていただいた時に、「僕も楽しみにしているんです。思いっきり演じてください。」とお言葉をいただきました。

そういった意味では、過去作含め、堪能していただくのも楽しみの一つかと思います。

ですが、こちらもまだまだ旅は続きます。
是非、一話一話を噛みしめながら見ていただけたら、これほど嬉しいことはありません。

ぶっ飛んだ剣撃時代劇アニメです。
是非お楽しみください。

尚、残酷描写がこれでもかと出てくる作品ですので、ご視聴の際はご配慮をよろしくお願いします。
薄目にして見るとかして。